#019 雫井脩介 『犯罪小説家 』|読書NOTE~読んだ本の感想・レビュー~

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#019 雫井脩介 『犯罪小説家 』

犯罪小説家
著 者:雫井脩介
発行元:双葉文庫
発行日:2011年05月15日




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内容(BOOKデータベースより引用):
新進作家、待居涼司の出世作『凍て鶴』に映画化の話が持ち上がった。監督・脚本に選ばれた奇才・小野川充は独自の理論を展開し、かつて世間を騒がせた自殺系サイト「落花の会」を主宰していた木ノ瀬蓮美の“伝説の死”を映画に絡めようとする。一方、小野川に依頼されて蓮美の“伝説の死”の謎に迫り始めたライターの今泉知里は、事件の裏に待居と似た男の存在があると気づき―。その企み、恐怖は予測不能。待望の文庫化。


所感: 
ハジメマシテの作家さん。

確か『犯人に告ぐ』をどこかに積んでいるはず(何年前だ?!)。
『クローズドノート』の著者であることも知っている。
が、それ以上に著者に関する情報を持たないまま読んでみた。

内容は裏表紙にある通りなので割愛するけれど、
「その企み、恐怖は予測不能」っていうのは違う気がする。

ライターの今泉に添って物語を読み進めていけば、
十二分に結末は想像できる。
ただ、その「結末」を超えたところにあるラストが、
非常に好みだった。
(ネタばれになりそうなので敢えてぼやかしています)。

文章は悪くない。
読者を引っ張る力もある。

だけど、文章がや文体
もしくはそこから醸し出される雰囲気が苦手なのか、
読むのに時間がかかってしまった。

プロットは良く練れているように感じる。
映画化を控えた作品の著者・待居涼司の経歴は
著者(雫井脩介 )と重ねられるし、
作品の中で登場する『犯罪小説家』というタイトルも、
現実と虚構の世界を巧く繋いでいる。

このあたりがよく言えば技術力なのだろう。
やらんとしていることはわかるし、
それなりに成功しているようにも思うのだけれど、
わたしはあまり好きになれなかった。

もうちょっと、うまいことできたんじゃないかなぁ…
こんだけ書く力があるのならば。
と思ってしまったのだ(毎度毎度エラそうですみませんです)。

大好き、とか満足、といった作品ではないのだけれど、
ただ、ラストのラストが非常に好みだった。

そこで他の結論もあっただろうに敢えて
そうしたところに意図がきちんと見えて、
やはりよく練られた作品だなという最初に印象に戻ってしまう。




2014年04月19日| コメント:0トラックバック:1Edit
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トラックバック一覧

  1. 1. 雫井脩介 『犯罪小説家 』

    • [読書にゃああと]
    • 2014年09月03日 12:01
    • 内容(BOOKデータベースより引用): 新進作家、待居涼司の出世作『凍て鶴』に映画化の話が持ち上がった。監督・脚本に選ばれた奇才・小野川充は独自の理論を展開し、かつて世間を ...

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