#027 篠田真由美 『美しきもの見し人は 』|読書NOTE~読んだ本の感想・レビュー~

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#027 篠田真由美 『美しきもの見し人は 』

美しきもの見しひとは
著 者
:篠田真由美
発行元:光文社文
発行日:2011年03月20日





内容(BOOKデータベースより引用):
探偵である「私」は、長崎のはるか沖合に浮かぶ波手島を訪れる。孤高のカトリック作家・蘭堂叡人が晩年を過ごした館には、いまも彼の養女ほか、ゆかりの女たちが住んでいた。そこに、蘭堂の隠し子で唯一の相続人と名乗る女が現れたのだ。私の仕事は女の素性を暴くこと。彼女の正体は?さらに、密室から「昇天」して消えたという蘭堂の最期―その驚愕の真相とは?長編ゴシック・ロマンス。


所感: 
ハジメマシテの作家さん。
ゴシック・ロマンスというのはどういうものか興味があって手に取ってみた。

表紙の装丁からも伺えるとおり宗教色の濃い作品である。
イコンだの聖職だのキリストだのと、
これでもかというほど宗教色が登場する。

正直言って宗教絡みは非常に苦手だ
。いや、勝手に信仰されている分には文句はない。
だけど…たまにやってくる勧誘には閉口してしまう。

彼らのもっとも罪深いところは悪意や故意がないところだ。
彼らは、本気で「あなたのために」勧誘をしている。
だから、会話は噛み合わない。

思想や宗教は自由であってよいとわたしも思う。
だけど読み物となると非常に好みというか、
相性の良し悪しが別れるところであろう。
そして私はダメだった…。
QEDシリーズのように客観的に宗教を考察するのは好きなのだけれど。

トリックに関しても宗教がらみ。
なんだかなぁ…。
それをやっちゃとなぁ…。
と、消化不良だった。










2014年04月21日| コメント:2トラックバック:0Edit
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 コメント一覧 (2)

    • 1. mokko
    • 2014年04月21日 21:18
    • あらぁ~ダメだったのねぇ~
      篠田さんの作品は建築探偵しか読んでないのよねぇ
      嵌りまくってるけど(^◇^;)
      次のを読みたいんだけど、かなり重い内容なのは
      わかっているので、気持ちが元気になるのを待ってるところ。
      あと、別のシリーズも大人買いしてはいるけど未読。
      そのほかとなると、どういうのを書いてるのか
      さっぱりわからなかったけど、宗教系かぁ~
      こればかりは作家さんによるのかもねぇ
    • 2.
    • 2014年04月22日 00:31
    • mokkoさんへ

      そう。
      ダメだったの~。
      建築探偵に興味をもってたまたま手に取ったのだけれど、
      宗教すぎてダメでした…。

      わかる!!
      重い内容だから読む時を選ぶんだよね。
      となるとわたしも建築探偵を読み始めたらそうなるのかな。

      別のシリーズも大人買い!!!
      さすが大人だわ。
      またレビュー―待ってる!!!

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