#052 中町信 『模倣の殺意』|読書NOTE~読んだ本の感想・レビュー~

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#052 中町信 『模倣の殺意』

模倣の殺意
著 者:中町信
発行元:創元推理文庫
発行日:2004年08月13日




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内容(Bookデータベースより引用):
七月七日の午後七時、新進作家、坂井正夫が青酸カリによる服毒死を遂げた。遺書はなかったが、世を儚んでの自殺として処理された。坂井に編集雑務を頼んでいた医学書系の出版社に勤める中田秋子は、彼の部屋で偶然行きあわせた遠賀野律子の存在が気になり、独自に調査を始める。一方、ルポライターの津久見伸助は、同人誌仲間だった坂井の死を記事にするよう雑誌社から依頼され、調べを進める内に、坂井がようやくの思いで発表にこぎつけた受賞後第一作が、さる有名作家の短編の盗作である疑惑が持ち上がり、坂井と確執のあった編集者、柳沢邦夫を追及していく。著者が絶対の自信を持って読者に仕掛ける超絶のトリック。記念すべきデビュー長編の改稿決定版。


所感:
書店で著者の作品が平積みされているので手に取ってみた。

著者の名を見た時に「ちょっと昔のひと(=鬼籍に入ったひと)」という
記憶があったのだけけれど、
その記憶は間違っていなかった。

著者が生まれたのは1935年のこと。
没年は2009年。


なぜ今、中町信??
しかも平積みに??



わたしが手に取った本書の初版2004年。
そしてわたしの手元にやってきたのは20013年の22版。

しかし著者のデビュー作である本作が書かれたのは1971年。
以来、様々な出版社からタイトルを変え、
改稿を重ね、世に出されてきた。

しかしなぜ今、平積みに??

疑問が浮かんだが、面白そうなので読んでみた。


7月7日の午後7時。
新進作家の坂井正夫が服毒自殺を遂げた。
その死に疑問を抱いた中田秋子は独自に調査を始める。

一方、坂井正夫の死を記事にしようと
これまた独自に調査を始めたルポライターの津久見伸助。

中田と津久見。
それぞれの調査によって事件の真相が浮き彫りにされていく…。


構成と、ところどころに覚える小さな違和感の積み重ね。
それが故にトリックはすぐにわかってしまった。
だから真相が露呈した時も、驚きはなかった。

しかし…。
1971年時点ではどうだったのだろうか。
斬新なトリックともてはやされたのではないだろうか。

生まれた時から様々なトリックが世に出ていたわたしには
想像がつかない。

作品の雰囲気は昭和で、内容もやはり昭和。
それは昭和46年の執筆年を考えれば当然のこと。

だけれども、「古臭い」と感じる読者も少なからずいるだろう。

古い、古くない、を置いて、
わたしの好みのミステリやトリックであることは間違いない。

もう一冊、読んでみようかな。


しかしなぜ、今、中町信??

この疑問は消えない…。




2014年04月29日| コメント:0トラックバック:0Edit
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