#053 アガサ・クリスティ 『アクロイド殺し』(訳: 羽田詩津子)|読書NOTE~読んだ本の感想・レビュー~

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#053 アガサ・クリスティ 『アクロイド殺し』(訳: 羽田詩津子)

アクロイド殺し
著 者:アガサ・クリスティ
発行元:ハヤカワ文庫
発行日:2003年12月15日





内容(Bookデータベースより引用):
深夜の電話に駆けつけたシェパード医師が見たのは、村の名士アクロイド氏の変わり果てた姿。容疑者である氏の甥が行方をくらませ、事件は早くも迷宮入りの様相を呈し始めた。だが、村に越してきた変人が名探偵ポアロと判明し、局面は新たな展開を…驚愕の真相でミステリ界に大きな波紋を投じた名作が新訳で登場。


所感:
ポワロシリーズの中でも名高い本作。
気になってから読み始めるまで何年もかかっているのだけれど、
その間、情報をシャットアウトするのに随分苦労した。

で、目を閉じ耳を塞いだ結果。
見事にやられましたっ!!!!

なるほどねぇ…。

ヘイスティングスがアルゼンチンに旅立ち、
キングス・アボット村で隠居生活を始めたポワロ。

しかし村の名士アクロイドが殺害され、
第一発見者であるシェパード医師を記録係に、
ポワロは事件を調べ始める…。


ホームズに記録が出来ないように、
ポワロに記録は不可能だ。

ヘイスティングスなき後(死んではいないので注意)、
誰かポワロの事件を記録するのかと思えば…
どこにでもいるものなのだ、記録係というのは。
しかし誰にもできる使命ではない。

村の名士の殺害。
容疑濃厚なその甥。
そこから見えてくる複雑な事情…。

しかしそんなものよりも何よりも、
トリックが素晴らしい。

好きだな、このトリック。

発表当時に話題になり、賛否両論だったのも肯ける。

多くは語るまい。
できるだけ前情報をシャットダウンして、
読んでみるのがいいだろう。






2014年04月29日| コメント:0トラックバック:0Edit
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