#073 長嶺超輝 『裁判官の爆笑お言葉集』|読書NOTE~読んだ本の感想・レビュー~

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#073 長嶺超輝 『裁判官の爆笑お言葉集』

裁判官の爆笑お言葉集
著 者:長嶺 超輝
発行元:幻冬舎新書
初  版:2007年3月30日




内 容: (裏表紙から引用)
「死刑はやむを得ないが、私としては、君には出来るだけ長く生きてもらいたい」(死刑判決言い渡しの後で)。裁判官は無味乾燥な判決文を読み上げるだけ、と思っていたら大間違い。ダジャレあり、ツッコミあり、説教あり。スピーディーに一件でも多く判決を出すことが評価される世界で、六法全書を脇におき、出世も顧みず語り始める裁判官がいる。本書は法廷での個性あふれる肉声を集めた本邦初の語録集。これを読めば裁判員になるのも待ち遠しい!



所 感:
久々に新書を読んだ。

必要に迫られてちょくちょく読んでいた頃もあるのだけれど、
新書を手に取るのは久しぶりだ。
特にどうしてもこの作品が読みたかったわけではなく、
ふらふら~と入った駅の書店で目についたので買ってみた。

本書には、裁判官が法定で発した個性あふれる文言が収録されている。
見開きで右ページにその文言、
左ページにその裁判に関する補足説明が書かれている。

構成としては、わかりやすい。
且つ、読みやすい。

タイトルには「爆笑」とあるが、
取り上げられている事件の多くはとても笑えないもので、
裁判官の発した「お言葉」に思わずくすりとなるときもあるのだけれど、
考えさせられることも多い。

例えば、裏表紙に記載されている「死刑はやむを得ないが、私としては、君には出来るだけ長く生きてもらいたい」(死刑判決言い渡しの後で)について。

死刑を言い渡したのに出来るだけ長生きしてほしいだなんて、
これだけをとりあげると「矛盾している」としか言いようがない。
一瞬、耳を疑った傍聴人もいるだろう。
しかし、その短い言葉の中には、深い思いが隠されていた。
説諭はまだ続いていたのだ「遺族に謝罪を続けていってください」と。


全体的に、本作に登場するお言葉は上記のようなものが多い。
そのお言葉だけを目にしただけでは思考回路が追い付かず、
思わずクスリとなってしまう。

しかししかし左ページの補足を読むと、
ふんふんなるほど、と思えることばかり。

裁判なんてあまり身近に感じることではないので、
文章を通してではあるがそのほんの一端を感じることができて、
なかなか興味深い。

傍聴に行ってみたいな、と純粋に思ってしまった。
(裁判員になるのが待ち遠しい!とは決して思わなかったけれど)。


2014年05月07日| コメント:0トラックバック:0Edit
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