彼女らは雪の迷宮に
著 者:芦辺拓
出版社:祥伝社文庫
発行日:2012年02月20日
内容(Bookデータベースより引用): 雪深い谷庭にある山荘に招かれたのは、年齢も職業も違う六人の女たち。従業員も他の客もおらず困惑する六人の前に七番目の客を名乗る不審な女が出現。その直後から一人ずつ女性の姿が消え…。これは連続殺人なのか?一方、弁護士兼名探偵の森江春策は巻き込まれた助手・新島ともかの救助に向かう。壮大なトリックを仕掛けた現代版クローズド・サークルミステリー。
所感:
クローズド・サークルは大好物。
クローズド・サークルと聞いては手を出さずにいられない。
だからこそ、期待していたものと違った場合、
がっかりすることの谷の深さといったら…。
高低差ありすぎて、ほんと、もう…。
雪の山荘。
そこに集められた6人の女たち。
ひとり、またひとりと消えていく女たち…。
あぁ、大好きな設定なのだけれどなぁ…。
あら。
よく読めば裏表紙に
「現代版」クローズド・サークルとあるわ。
意訳すれば
「古典的なそれが好きなひとは注意して読めよ」
ってことね。
それは私が悪かった。
失礼失礼。
あ。
作中に登場する金獅子という名の犬が可愛くって可愛くって。
まぁ、それでよしとしておこう。
次からは裏表紙を注意深く読むことにいたします。
結論:
金獅子、かわいい♡
(^◇^)
『金獅子たちの沈黙』とか『全てが金獅子になる』とか『金獅子ルヴォワール』とか、とにかく金獅子が主役のシリーズ希望!