#234 フカザワナオコ『毎日がおひとりさま。』|読書NOTE~読んだ本の感想・レビュー~

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ブログタイトル、過去のものに変更しました。

#234 フカザワナオコ『毎日がおひとりさま。』

毎日がおひとりさま。
著者:フカザワナオコ
出版社:主婦の友社
初 版:2010年01月20日




内容(amazonより引用):
三十路、独身、彼ナシ、金ナシ、のマンガ家フカザワナオコが楽しくて切ない毎日をつづったコミックエッセイ。おひとりさまの趣味~将来の不安まで、共感できることばかり。

三十路、独身、彼ナシ、金ナシ、のマンガ家フカザワナオコが、楽しくて切ない毎日をつづったゆるゆるコミックエッセイ。おひとりさまならではのグタグタな生活、フリーならではのひきこもり生活、おひとりさま用の楽しい趣味探し、自分のためだけに作る適当な食事、三十路女の美容法など、楽しいエピソードにおひとりさまもいいかなと思えてきます。また、現在のおひとりさまに至った失恋話、実家の両親との結婚話に関するやりとりなど、ちょっぴり切なくて泣けてくる話に、三十路独身女性は思わず引き込まれてしまいます。「このままずっと一人なの?」という将来への不安や、貯金ゼロというお金の不安まで、作者のリアルな生活とともに、自分自身のことも考えさせられます。おひとりさまという現実をしっかり見つめ、一生懸命に、そして毎日のん気に生きる作者に、元気と勇気をもらえる1冊です。


所感:
Amebaでブログをされている漫画家兼
イラストレーターのフカザワナオコさんのコミックエッセイ。

引き籠りに近い生活で自営業でご自宅が仕事場という
ナオコさんととっても良く似た生活を謳歌中のわたし。

ふむふむ、うんうん、うなづくところがたくさん描かれていて、
ナオコさんの「ゆるゆる独身三十路ライフ」に共感する半面、
「これは気をつけねばっ!!!」と、
反面教師にしてみたり。
(ナオコさん、ごめんなさいーっ!!)。

三十路女性の不安(金銭面や恋愛面)や
周囲の雑音(「結婚のご予定は?」というお優しいお心遣いとか)などが
シュールに描かれていて、
読み方によっちゃーせつなくなっちゃう箇所もあるのだけれど、
そういう不安もナオコさんにかかれば
ゆるゆるーっとした笑いになったり…
(ところどころ自虐的だけど)

癒されてしまった。
でもって、わたしも頑張ろうっていう活力をもらったっ!!!

よく「笑う門に福来る」とか、
「楽しいから笑うんじゃない、辛いからこそ笑うんだ」とか、
「幸せになるための第一歩は笑顔です」だとかといった
とっても尤もな言葉を耳にして、、
その度に「うん、そうだよね。」と思うし、
できるだけ笑顔で過ごそうと努めてみるけれど、
どうしても笑えないときだってある。

そんなとき、こういう風に「ゆるりー」とした日々を覗いてみると、
なんだかほっとする。
そして大丈夫、まだまだだぞーっ!!!って思える、そんな一冊。


でもね、ナオコさん。
食生活だけはもっとちゃんとしてーーー!!!!!! 
と、切に願います。






2014年09月09日| コメント:0トラックバック:0Edit
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