#292 蒼井上鷹『堂場警部補の挑戦』|読書NOTE~読んだ本の感想・レビュー~

読書NOTE~読んだ本の感想・レビュー~

読んだ本の感想をまとめています。
購入文庫派なので鮮度は重要視しません。
ジャンルはほぼミステリーです。
コメント・TBはお気軽にどうぞ。いやむしろ、喜びます。
ブログタイトル、過去のものに変更しました。

#292 蒼井上鷹『堂場警部補の挑戦』

堂場警部補の挑戦
著 者:蒼井上鷹
出版社:創元推理文庫
発行日:2010年02月26日


内容(BOOKデータベースより引用):
玄関のチャイムが鳴った時、まだ死体は寝袋に入れられ寝室の床の上に横たわっていた。液晶画面を見ると、緑色のジャージを着た若い男が映っていた。「おはようございます、ドーバです。電話でパントマイムのレッスンをお願いしていた―」招かれざる客の闖入により、すべてがややこしい方向へ転がり始める「堂場刑事の多難な休日」など、当代一のへそ曲がり作家による力作四編。


所感:
よく著者のことを
「当代一のへそ曲がり作家」と表現しているのを見かけるが、
「へそまがり」かどうか、わたしにはわからない。
確かに「ひねくれもの」ではあるとは思うのだけれど…。

著者へのわたしの基本スタンスは
「馬鹿な子ほど可愛い」。

はっきりいって著者はお世辞にも
お上手なほうではないと思う。
しかしそのチャレンジ精神と好奇心はすごい。
なぜにこんなことを思いつく?!
というようなところもやろうとしてしまう。
結果が伴っていないのが実際のことなのだけれど、
とにかく!!
その溢れる発想が素晴らしい。

本書は、蒼井さんにしては
割とお上手なほうである。
トリックも控えめで、奇天烈なところはない。

それでも…
万人受けはしないだろう。
読む人を選ぶ作品ではある。

本書に収められている4篇のどれにも、
「堂場」という名前の人物が登場する。
しかしそれは同一人物ではない。
よって、本書は堂場警部が遭遇した事件簿ではないのだ。

こんなややこしいタイトルをつけるから
先入観を植え付けて、酷評されたりするのだよなぁ。
わかっててやっているのだろうけれど。
そういうところが、「へそまがり」と呼ばれるゆえんなのだろうか。

蒼井さんはやはり蒼井さん。
小者を書かせればお上手だけれど、
小者の絶妙さは万人受けしない。

そういうことを分かった上で読む分には止めない。
が、選書はあくまでも自己責任でお願いします。




『堂場警部補の挑戦』収録作品
・堂場警部補とこぼれたミルク
・堂場巡査部長最大の事件
・堂場刑事の多難な休日←一番まともなミステリ
・堂場Ⅳ/切実


2014年11月27日| コメント:0トラックバック:0Edit
<スポンサードリンク>



コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 

インフォメーション2

  • テスト1
  • テスト2
  • テスト3

インフォメーション3

  1. テスト1
  2. テスト2
  3. テスト3
Copyright © 読書NOTE~読んだ本の感想・レビュー~ All Rights Reserved.
当サイトのテキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます