#297 北村薫『覆面作家の愛の歌』|読書NOTE~読んだ本の感想・レビュー~

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購入文庫派なので鮮度は重要視しません。
ジャンルはほぼミステリーです。
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#297 北村薫『覆面作家の愛の歌』

覆面作家の愛の歌
著 者:北村薫
出版社:角川文庫
初 版:1998年03月15日




内容(裏表紙より引用):
ペンネームは覆面作家―本名・新妻千秋。天国的美貌でミステリー界にデビューした新人作家の正体は、大富豪の御令嬢。しかも彼女は現実に起こる事件の謎までも鮮やかに解き明かす、もう一つの顔を持っていた!春のお菓子、梅雨入り時のスナップ写真、そして新年のシェークスピア…。三つの季節の、三つの事件に挑む、お嬢様探偵の名推理。人気絶頂の北村薫ワールド、「覆面作家」シリーズ、第二弾登場。


所感:
このシリーズほど安心して読めるものはそうそうないんじゃないだろうか。
大好きな作品だ。

自分のお金を手にしたいと、ペンを走らせデビューした
新人ミステリ作家・覆面作家(=ペンネーム・本名=新妻千秋)は大富豪の御令嬢。

大きなお屋敷で借りてきた猫のようにおとなしく控えめに生活しているのだが、
お屋敷の敷地から一歩外へ踏み出せばサーベルタイガーに大変身。
そのギャップと、キャラクターはたまらなくキュートで、
前作にしてシリーズ第一弾の『覆面作家は二人いる』
読み始めてすぐにファンになってしまった。

この千秋お嬢様、あまりにもお嬢様過ぎて
学校なるものにほとんど通わず成人してしまったので
世間一般の常識は限りなくゼロに近い。

しかし天性の勘と兼ね備えた知性をもってして、
周囲で起こるちょっとした事件を解決に導く。
本作にはそのちょっとした事件の記録が数件収められている。

さて、探偵には助手が付き物だ。
お嬢様ホームズのワトソン役にして外界でのお嬢様の子守を拝命したのは、
覆面作家担当の編集者の岡部良介。

なんだかんだとお嬢様に振り回されながらも、
お嬢様が心配で心配でたまらない。
その心配がいつしか淡い恋心に変わったのだが、
びっくりするほどのお金持ちの御令嬢と一介のサラリーマン。
二人の間に立ちふさがる壁はロミオとジュリエットのそれより高い(たぶん)。

しかし本作の最終話であり表題作でもある『覆面作家の愛の歌』では
お嬢様が殺人犯に捕まり毛布とガムテープでぐるぐる巻きにされて
車に押し込まれるハプニングが起こり、
良介はお嬢様の身を守ろうと立ち上がる。

二人の恋は実を結ぶのか?
この結末はシリーズ完結編の次作にて。





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2014年12月02日| コメント:0トラックバック:0Edit
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