#308 永嶋恵美 『インターフォン』|読書NOTE~読んだ本の感想・レビュー~

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#308 永嶋恵美 『インターフォン』

インターフォン
著 者:永嶋恵美
出版社:幻冬舎文庫
発行日:2010年10月10日




内容(BOOKデータベースより引用):
市営プールで見知らぬ女に声をかけられた。昔、同じ団地の役員だったという。気を許した隙、三歳の娘が誘拐された。茫然とする私に六年生の長男が「心当たりがある」と言う(表題作)。頻繁に訪れる老女の恐怖(「隣人」)、暇を持て余す主婦四人組の蠱惑(「団地妻」)等、団地のダークな人間関係を鮮やかに描いた十の傑作ミステリ。


所感:
団地を舞台にした、ありそうでなさそうな、
でもありそうな短編集。

最近の永嶋さんといえば『泥棒猫ヒナコの事件簿』シリーズ
カラッと爽快!痛快愉快!!な切り口がたまらない。

しかし永嶋作品の多くは、同シリーズとは違い
どちらかというとどんより。
そしてねっとり。
湿り気を帯びているものばかりだ。

そして本書もしかり。

団地という閉ざされた世界を舞台に、
近隣住民や家族、学校でのおはなしが展開される。
その内容には時に倫理や犯罪に触れるものも…。

どのストーリーもあり得そう。
でも実際は、なさそう。
でももしかしたら…あり得る。

そのあたりの微妙さが巧い。

文章は淡々としているので
読んでいて嫌悪感は抱かない。
逆に、文章にも湿り気があったら
こうさくさくは読めないかな。

でもその代り、ガツンとくるものはないけれど。
もうちょっと貪欲でもよかったかも。

と、いつものないものねだり。
一番欲深いのはわたしかも。




『インターフォン』収録作品
・インターフォン
・妹
・隣人
・団地妻
・非常階段
・追い剥ぎ
・梅見月
・小火
・花笑み
・迷子






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2014年12月13日| コメント:0トラックバック:0Edit
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